冥王星(西洋占星術・ホロスコープ)

もくじ|意味・象徴|各星座での意味|各室(ハウス)での意味|タロットとの関係パワーストーン天文学命名神話

冥王星西洋占星術・ホロスコープ事典
冥王星(Pluto)

♏ 蠍座支配星(ルーラー)

冥王星の意味、象徴

基本的な意味:極限

再生・異常事態を示す感受点

西洋占星術・ホロスコープでは、冥王星は、死を司る感受点で、生と死に関わることを示します。始まりと終わりを示すと同時に、物事を根底から覆し、再生、刷新を示します。
また、地下に眠る資源、財産なども支配する感受点です。
冥王星は太陽から一番遠い惑星(天文学では、2006年に太陽系惑星から外れて準惑星となった)で、西洋占星術・ホロスコープにおいても大きな影響を与える感受点(惑星・小天体等)ではありません。しかし、一旦、冥王星の持つ力を発揮すると、物事の事態、運を大きく変化させます。占断の際には、冥王星の影響力の有無を先に見ることがポイントとなります。

冥王星が示すもの

数字:0
年齢:99~115歳
色:真紅・暗い赤

性質

爆発的に激変しやすい。暴力的
アンダーグラウンドでの活動を好む
物事を明らかにする力に長ける

人物・職業

国家、政府の要人・軍事関係者・参謀・黒幕・改革者
物理に関わる人・原子力に関わる人・心理学に関わる人
探偵・スパイ・地下で運動や工作を行う人
占い師・神秘的な事柄に関わる人・先祖
検死官・死刑執行人

人体

深層心理・深層意識

物品

プルトニウム・毒薬・劇薬・有害物質・汚染物質・放射線
地下資源・海洋資源
原子力(核)を利用したもの

場所

地下室・排水路・下水道・腐敗臭、悪臭のする場所
深い地底、海底
死体置き場・死刑場・大量虐殺、多数の死者のあった場所
原油を溜める場所・淀んだ水たまり・水中、水際の廃墟

動植物

毒を持つ生物、植物・爬虫類全般・臭い匂いを放つ生物、植物・腺から香料が採れる動物

各星座宮の位置に冥王星が入った(通過した)時の意味

♈ 牡羊座…束縛からの解放
♉ 牡牛座…不変なものへの憧れ
♊ 双子座…対話を重視
♋ 蟹座…家を持つこと・保持保全を望む
♌ 獅子座…独創的な自己表現
♍ 乙女座…生活の向上心
♎ 天秤座…公正且つ美しいものへの願望
♏ 蠍座…潜在的にある強烈な性衝動
♐ 射手座…正しい方向性を求める
♑ 山羊座…独裁への欲望
♒ 水瓶座…自己表現を自由にする
♓ 魚座…新しい自己表現を考える

各室(ハウス)に冥王星が入った(通過した)時の意味

編集中

1ハウス(1室)2ハウス(2室)3ハウス(3室)4ハウス(4室)5ハウス(5室)6ハウス(6室)7ハウス(7室)8ハウス(8室)9ハウス(9室)10ハウス(10室)11ハウス(11室)12ハウス(12室)

タロットとの関係

冥王星が当てはめられているタロットカード

愚者0愚者  始まりでも終わりでもない

審判XX審判 再生・リセット

タロットカードと西洋占星術の関係

冥王星のパワーストーン

西洋占星術・ホロスコープで当てはめられるパワーストーン

レピドライト
ヒッデナイト

冥王星の天文学・神話

冥王星の天文学

冥王星(出展:ESO Pluto-Charon_system)冥王星の歴史は非常に浅く、20世紀になって発見された惑星です。
1916年、アメリカの天文学者、パーシヴァル・ローウェル(Percival Lowell)が、海王星の外側に「惑星X」となる星が存在するのではないかと仮設が立てられ、その後、1930年2月18日に同じくアメリカの天文学者、クライド・ウィリアム・トンボー(Clyde William Tombaugh)が海王星の外にある第9惑星の存在を確信し、これを世に公表しました。

冥王星と衛星カロン冥王星は、その7分の1の質量を持つ巨大な衛星カロンが非常に近い距離にあり、二重天体と言われることも多くあります。

パーシヴァル・ローウェルの死から90年後、クライド・ウィリアム・トンボーの死から9年後の2006年、IAU(国際天文学連合:国際科学会議(ICSU)に属する組織で、恒星、惑星、小惑星その他の天体に対する定義、命名を司る)は、それまで明確にされていなかった惑星の定義をを定めました。
この時、惑星の定義と共に、新たに「準惑星」・「太陽系小天体」という分類が定められ、冥王星は、準惑星の典型的な天体と定義されました。
惑星と準惑星は共に、太陽の周りを公転し、星自体の重力によって球形となる十分な質量があること、という定義がされましたが、異なる点として「軌道上の他の天体を排除していないこと」が定義されました。
冥王星は、極めて惑星に近いが、他の惑星に比べて特異な点が多いことから「準惑星」に定義付けられ、今後の新たな天体の発見の際のひな形とされました。

冥王星の命名

“Pluto(プルート)”と命名を提案したのは、イングランド・オックスフォードのヴェネチア・バーニー(Venetia Katharine Douglas Burney)、当時11歳の少女でした。
Pluto(プルート)は、ローマ神話で冥府(死後の世界)を司る神とされ、自らの姿を消し、人から見えないようにすることができたとされています。ギリシャ神話では、ハデス(ハーデース、ハーデスとも表記される)が冥府の神となっています。
クライド・ウィリアム・トンボーは、この提案が、最初に冥王星の存在を予想したパーシヴァル・ローウェル(Percival Lowell)のイニシャル“PL”で始まることであることを強く好感し、1930年5月1日に正式に「Pluto」と命名されました。

日本語の“冥王星”は発見後すぐに、野尻抱影(英文学者で天文民俗学者)によって和訳命名されました。当時は、「幽王星」というもう一つの候補もありましたが、太平洋戦争中に外来語の使用を禁止された法律ができた際、東京天文台(現在の国立天文台)が、正式に「冥王星」と制定しました。それまでは、英語表記そのまま「プルート」としていました。

冥王星にまつわる神話

ローマ神話ではプルート、ギリシャ神話ではハーデス(ハデス・ハーデスとも表記される)、共に冥界(死者が死後に行く世界)の支配者で生と死を司ります。
クロノスとレアの間に生まれた長男、ポセイドンとゼウスの兄となっています。
冥府は地下にあったことから、地上に植物を芽生えさせる豊穣神としても崇められています。
プルートは、ゼウス、ポセイドンに次ぐ力を持ち、一旦冥府に入った者は二度と現世には返さない恐ろしい神ですが、正義を大切にする良い神とされています。


西洋占星術・ホロスコープ事典
感受点(惑星等) – 冥王星 ♇


感受点(惑星等)
太陽太陽月水星水星金星金星火星火星木星木星土星土星天王星天王星海王星海王星冥王星冥王星

星座(サイン)
♈ 牡羊座♉ 牡牛座♊ 双子座♋ 蟹座♌ 獅子座♍ 乙女座♎ 天秤座♏ 蠍座♐ 射手座♑ 山羊座♒ 水瓶座♓ 魚座

ハウス(室)
1ハウス(1室)2ハウス(2室)3ハウス(3室)4ハウス(4室)5ハウス(5室)6ハウス(6室)7ハウス(7室)8ハウス(8室)9ハウス(9室)10ハウス(10室)11ハウス(11室)12ハウス(12室)

西洋占星術・ホロスコープ用語解説


西洋占星術・ホロスコープ事典
感受点(惑星等) – 冥王星


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冥王星(出展:ESO Pluto-Charon_system)原典:Pluto-Charon system
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冥王星と衛星カロン著作者:NASA パブリックドメイン
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西洋占星術・ホロスコープ事典
感受点(惑星等) – 冥王星